Biosurveillance Symposium - バイオサーベイランスシンポジウム -
2014年6月12日 米国、メリーランド州、ボルチモア

           
会議の予告
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米国政府が2012年7月に発表した「バイオサーベイランスのための国家戦略(The National Strategy for Biosurveillance)」は、連邦、州、地方、部族の各政府、民間企業、非政府組織、国際的なパートナーが一体となった組織的なアプローチを通じて、既存のバイオサーベイランス(生物学的監視)能力を強化するとともに、必要に応じて新たな能力を開発し、健康面の脅威およびそれに付随する経済、社会、政治面の影響を軽減するのに必要不可欠な情報を関連組織の意思決定責任者や緊急対応組織のスタッフに提供できる態勢を整備するよう求めています。この戦略構想では、きちんと統合されたバイオサーベイランス事業を全国で展開し、各レベルでの適切な意思決定に不可欠な情報を提供することにより、人命を救うことが可能になるとの認識が示されています。

また2013年6月に発表された「バイオサーベイランスに関する科学技術ロードマップ(The National Biosurveillance Science and Technology Roadmap)」は、健康が脅かされるような事態への効果的な対応策を開発するのに必要となる正確でタイムリーな情報を各レベルの意思決定責任者に提供できるようにする際に求められる研究開発の取り組みを明確化し、優先順位を示したもので、ロードマップに盛り込まれた研究開発の目標は、国家戦略と実施計画のなかで示された中核的な機能や措置の実現を促すよう考えられています。国家戦略、および「公衆衛生と医療分野の備え(Public Health and Medical Preparedness)」と題された国土安全保障に関する大統領指令21号とも整合するこのロードマップでは、自然発生的な脅威や偶発的な脅威、人為的な脅威を含めた保健分野の重大な事件を予測し、事態を迅速かつ正確に特定して、その特徴を把握するとともに、各段階で利用可能な情報を効果的に統合、共有、分析するための科学技術が焦点となっています。このロードマップに盛り込まれた科学技術開発の目標が達成されれば、さまざまな事件が発生した時点でより良い意思決定が可能となり、影響の軽減、対処、復旧に向けた取り組みが改善されて、結果的に多くの人命を救ったり、健康状態を改善したりすることができるようになります。

このシンポジウムでは、「バイオサーベイランスのための国家戦略」に明記された以下の中核的な機能をめぐって議論が展開されます

異常の検出−異常事態の迅速な特定を可能にする十分な堅牢性を備えた環境や人(脆弱性の高い部分母集団を含む)、動物、植物の基準状態を確立し、異常事態への備えを強化するとともに、焦点を絞り込んだ調査をタイミング良く実行するのに必要な研究開発の明確化と優先順位の設定

リスクの予測−自然発生的な事件や意図的に引き起こされる事件の予測を可能にするような先行条件を特定し、複雑な相互作用の特徴を把握するとともに、そのような事態の影響を予見するのに必要な研究開発の明確化と優先順位の設定

脅威の特定と特徴の把握−危険性の程度や健康面の脅威を迅速かつ正確に特定し、緊急対応組織や医療機関などの意思決定責任者が求める情報を提供するのに必要な研究開発の明確化と優先順位の設定

情報の統合、分析、共有−バイオサーベイランスのデータをリアルタイムに近い状態で統合、共有、分析し、緊急対応組織や医療機関などの意思決定責任者に重要な情報を提供できるような形態へと改善していくのに必要な研究開発の明確化と優先順位の設定


ロードマップに示された研究の優先順位

コミュニティと生態系のリスク、脅威、健康に関する基準レベルの確立

•    特定の地域や職業に固有の脅威、および環境面の脅威に対する基本的な危険性の評価

•    風土病および流行性疾患の時間的、空間的なマッピング解析の拡張

•    さまざまな住民に対する免疫(自然免疫およびワクチン由来免疫)防御レベルの判定


基準レベルからの逸脱を迅速に検出する手法と手段の強化

•    背景条件のなかから脅威についての有益なシグナルを迅速かつ信頼性の高い方法で区別するための統計的、数学的アルゴリズムの開発

•    言語処理ツールと構文解析ツールの改善

•    差し迫った事態(インフルエンザ、口蹄疫など)と、影響は広範囲に及ぶものの、拡大のペースは遅い事態(オークの突発的な枯死、こうもりや蜂の真菌感染症など)の識別(時間的な尺度による)

•    他の部門(諜報部門、金融市場、クレジット業界など)に応用可能な最新の異常検出手法や手段、およびバイオサーベイランス関連の用途で活用される手法の評価

•    次世代バイオサーベイランス専門家へのターゲットを絞り込んだ教育と訓練を通じて異常を定量的に特徴付ける能力を高めていくための取り組み

有機体が新たな宿主に移動する能力(豚/鳥インフルエンザの人への感染など)を強化したり、抗菌剤への抵抗力を獲得したりするのを促す生態系と進化にまつわる各種の要因などを含めた疾病の発生と再発の決定要因に対する理解の向上を目的とした持続的な研究開発の取り組み

疾病の性状を深刻化させる生態学的、進化的要因を考慮した予測技術とモデルに関する研究開発への注力

非侵襲的なデータ収集の手段と他のタイプの監視データを結び付け、重大な事件の先行条件と最初期の兆候を検出する能力を高めるための取り組み

迅速かつ信頼性の高い検出能力と診断能力の開発

•     脅威の検出、危険性の把握、疾病の診断のスピードと能力を高めて、治療に関する迅速かつ効果的な判断を支援するとともに、疾病の拡大を阻止し、発生の影響を軽減するための取り組み

•     症状が現れていない人々の危険性の判断と疾病の診断をポイントオブケア(POC)/ポイントオブニード(PON)環境に近づけることで、治療を迅速に開始するための取り組み

•     POC/PON検査の世界的な普及拡大に向けた取り組みの強化

臨床マトリクスや環境マトリクスの試料から既知の病原体の特徴を解明し、変化を素早く検出し、未知の病原体の存在を把握するための器具と大規模データセット処理能力の開発

電子カルテや診断情報、健康面での異常に関するイベントデータをリアルタイムに近い状態で共有することが可能なシステムの開発/強化

データ/情報のソースを評価するためのメカニズムを改善し、バイオサーベイランスの妥当性を高める技術の開発

各レベルの行政機関や民間の組織(医療機関や国際的なパートナーなど)によるタイムリーな意思決定を可能にする多面的な意思疎通メカニズムの開発

さまざまなソースから得られたデータ/情報を統合して早期警報や早期検出を実現し、事態が進行するなかでの正確な状況認識を可能にする全国規模の組織横断的バイオサーベイランスデータ共有フレームワークの開発

すべてのソースデータ(諜報、法執行、環境、社会経済、保健などの関連組織が収集した情報)を統合して、疾病事象の察知、警報の発令、影響の予測などを行う能力の強化

意思決定に用いられるバイオサーベイランスデータの不確実性を効果的に伝達する手段の定型化

* 不測の事態により、事前の予告なしにプログラムが変更される場合があります。

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Thursday, June 12, 2014

8:00 Registration with Morning Coffee
 
8:45 Chairperson's Welcome and Opening Remarks
Richard Stouder, Director Technology Development and Deployment, Global Security Directorate, Oak Ridge National Laboratory (ORNL)
 
9:00 White House Office of Science & Technology Policy for Biological & Chemical Threats
Andrew M. Hebbeler, Ph.D., Office of Science and Technology Policy, Executive Office of the President of the United States
 
9:30 Biosurveillance Portal: Situational Awareness for the Department of Defense
C. Nicole Rosenzweig, PhD, Research Biologist, Edgewood Chemical Biological Center, U.S. Army RDECOM Laboratory
The Joint Program Executive Office (JPEO) is the Joint Services manager for acquisition and fielding information management systems for the Warfighter.  Currently, JPEO is executing an Advanced Technology Demonstration (ATD) which includes an informatics effort: the Biosurveillance Portal.  To support the situational awareness needs of the Warfighter, development of a common informatics architecture is the first order of business.  To this end, the Operational Release of the Biosurveillance Portal is October, 2014.  With this defined software stack, the portal will support seamless communication and data sharing in the US Pacific Command.  The user base will be expanded to other US Commands in FY15, with functionality expansion planned for each release.
 
10:00 National Biosurveillance Integration Center Enabling Shared Situational Awareness of Acute Biological Events Through Rapid Identification, Characterization, Localization and Tracking
Steve Bennett, Ph.D. Director, National Biosurveillance Integration Center, Office of Health of Affairs, U.S. Department of Homeland Security
 
10:30 Coffee with Exhibit & Poster Viewing
 
11:00 U.S. Government Perspective on Medical Preparedness for the National Strategy for Biosurveillance
Susan Coller Monarez, Ph.D., Director for Medical Preparedness Policy, National Security Council Staff, Executive Office of the President of the United States
 
11:30 Biosurveillance Strategies for Food Applications
Amy Altman, Ph.D., Vice President - Biodefense, Luminex Corporation
 
12:00 Q&A and Concluding Discussion for the Morning Session
Richard Stouder, Director Technology Development and Deployment, Global Security Directorate, Oak Ridge National Laboratory (ORNL)
 
12:15 Luncheon Presentation (Sponsorship Opportunity) or Lunch on Your Own
 
2:00 DTRA's  Biosurveillance Ecosystem
Ronald K. Hann Jr., Ph.D, Director CB Technologies, Defense Threat Reduction Agency/Joint Science and Technology Office (DTRA/JSTO)
 
2:30 Integrative Biosurveillance
Harshini Mukundan, PhD, Principal Investigator, Chemistry Division, Los Alamos National Laboratory
Biosurveillance requires the integration of complex data from variant sources. Herein we present some of the critical technological tools that can advance that ultimate mission: from advanced diagnostics for pathogen characterization to modeling algorithms. Specifically, we will outline the advancements made and lessons learned in applying these tools to a real world population in rural Kenya. This work is a collaboration between the Los Alamos National Laboratory and the University of New Mexico (center for global health).   

3:00 Development of a JUPITR/GBTI Exemplar Training Laboratory for Evaluation and Optimization of Capability: A new approach.
David L Hirschberg, Assistant Professor of Clinical Pathology & Chief Technology Officer, Columbia University
A Joint USFK Portal and Integrated Threat Reduction (JUPITR) Advanced TEchnology Demonstration (ATD) and Global Biosurveillance Technology Initiative (GBTI) Exemplar laboratory located at Edgewood Chemical Biological Center (ECBC) will serve as a resource for many stakeholders and fulfill several programmatic roles. A testbed for component, reagent, and bioinformatics upgrades, the lab will optimize capabilities in biosurveillance technologies and function as a operation training laboratory for the US Army Public Health Command. The laboratory will also serve as a technology demonstration site for US Army Test and Evaluation Command assessment of JUPITR ATD capabilities ahead of operational demonstration by US Forces Korea (USFK) in 2015.
 
3:30 PANEL DISCUSSION: R&D Objectives of The National Strategy for Biosurveillance
Moderator: Richard Stouder, Director Technology Development and Deployment, Global Security Directorate, Oak Ridge National Laboratory (ORNL)
 
4:30 End of Symposium

* 不測の事態により、事前の予告なしにプログラムが変更される場合があります。

展示会への出展

この学会では、出展とスポンサーに関するさまざまなオプションが用意されています。特に好評を得ている有効性の高いオプションとしては、下記のものがあります。利用可能なオプションがすべて記載されたリストをご覧になりたい場合には、このウェブページの上部にある出展についてのPDFリンクをクリックするか、当社までお問合せください。

10x10フィートの展示ブース 費用:3,495ドル

出展者パッケージの主な内容:
  • 全体セッションの会場に隣接した8x10フィートのブース
  • フルカンファレンスパス1枚
  • 展示会場のみ入場可能なブース係員用パス1枚
  • 学会資料1式
  • 1回利用可能な参加者宛ての住所ラベル1式を学会終了後に送付
  • 御社の顧客および有望な見込み客に対する共同のダイレクトメール
  • 学会ウェブサイトの出展者セクションに出展企業のリストとロゴを掲載(御社ウェブサイトへの相互リンクつき)
  • 学会に参加するスタッフを追加する場合の費用を値引き
 
 

この会議では、企業、政府機関、研究機関などに属する研究者を対象としたポスター発表が行われることになっており、現在発表者を募集しています。ポスター発表の要旨を会議の資料に掲載いたしますので、1ページ(8.5インチx 11インチ、マージン幅1インチ)にまとめた要旨を2014年5月10日までに電子メールでお送りください。なお、ポスター発表のお申し込みは2014年5月25日まで受け付ける予定ですが、会議資料に要旨を掲載できない場合もあります。

ポスターボードのサイズ:
幅4フィート x 高さ3フィート
(ただし、ポスターボードは縦置きも可能であり、この場合には幅3フィート x 高さ4フィート(90 x 120cm)になります)

重要: ポスター発表に応募される場合には、会議への参加登録が必要であり、事前に登録料およびポスターボード予約料をお支払いいただいた時点でポスターボード掲示スペースの予約が完了します。

 

開催地
Sheraton Baltimore City Center Hotel
101 West Fayette Street
Baltimore, MD  21202


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